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お知らせ

福山市等による調査の結果について

2007年11月9日

日本畜産株式会社
代表取締役 小林茂之

弊社が製造しておりました「鹿児島黒毛和牛コロッケ」の原材料にかかる不適正な表示の問題では、お客様、お取引先様及び関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、改めて深くお詫び申し上げます。


弊社は今回の事態が判明後、直ちに事実関係を調査し、福山市農業振興課に自主申告書を提出いたしました。これに基づき、10月24日から11月3日までにかけて、農林水産省中四国農政局福山事務所、福山市農業振興課、広島県農政局及び福山保健所から調査を受け、弊社はこれに積極的に協力してまいりました。


本日、福山市から、調査の結果についての文書を受領しましたのでお知らせします。


本件不適正表示に対しJAS法の適用には至らなかったこと、消費者の信頼回復のため会社をあげての法令遵守の意識の喚起と品質管理体制の見直しを促すこと、及びすでに弊社が再発防止の取り組みを進め改善が行われていることを確認したこと、等を内容とする調査報告を受領しました。また、この調査においては、本件コロッケのほか表示ラベルに産地表示のある17品目についても同様に詳細な確認がなされておりますが、他の製品で新たに不適正表示の指摘を受けたものはありませんでした。


弊社といたしましては、速やかにその内容を確認のうえ、指摘をいただきました事項については真摯に改善に取り組んでまいります。


なお弊社は、今回の事態への反省のうえに、10月21日及び11月2日に開催したコンプライアンス委員会での審議を経て「正確な表示を保証する体制」と「コンプライアンス体制」の確立を柱とする再発防止策を作成し、すでに取り組みを開始しております。


また、弊社は、今後のコンプライアンス体制の基礎とするため、従来からの「生産性よりも安全性」「美味と牧場産直へのこだわり」という企業理念を、お客様の信頼に応える「食の安心」の視点から見直して発展させた「安全、安心、美味しい笑顔」をテーマとする新企業理念を制定いたしました。


弊社は、新しい企業理念のもとで、お客様の信頼に真に応えられる企業となることを目指し日々努力を積み重ねてまいりますので、何とぞ引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


以上